山口でのリサイクル回収・受付は

皆さんは、資源を大切にするための３つのキーワード「３R」をご存じですか。

近年では、日本だけでなく世界中で資源を大切に使うことへの関心が高まっています。環境保護や資源保護などを目的としたリサイクル活動が加速しており、山口市でもリサイクルへの取り組みが行われています。

SDGsの概念が浸透し持続可能な社会の実現に向けた取り組みが加速している今、理解を深めて今一度リサイクルについて考えてみましょう。

リサイクルとは

使い終わった物やいらなくなった物・使われなくなった物を再資源化し、新たな製品の原料として利用することをいいます。

リサイクルには３種類ある

「マテリアルリサイクル」廃棄物を同じ製品または製品の材料として再利用する
「ケミカルリサイクル」廃棄物を化学反応により組織変換した後に再利用する
「サーマルリサイクル」廃棄物を焼却処理する際に発生する熱エネルギーを回収し利用する

リサイクルの目的

限りある天然資源を有効に使い、ゴミを減らすためにもリサイクルは必要です。また適切にリサイクルをすれば、ごみとして燃やすよりも二酸化炭素や有害物質の排出を減らすことができ、環境への負担をできるかぎり軽減することができるからです。

３Rとは

資源を大切にするための３つのキーワードであり、頭文字をとって「３R」と呼ばれます。
・リデュース：ごみの量を減らすこと
・リユース：モノを捨てずに繰り返し使うこと
・リサイクル：資源として再利用すること

近年では「リフューズ」「リニューアブル」「リプレイス」「リペア」などが上記に加えられて「４R」「５R」に進化して呼ばれることもあります。

家電リサイクル

家電リサイクル法とは

一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家庭用電化製品に使われている資源を再利用し、廃棄物を減らし資源の有効利用を推進することを目的に平成10年に制定された法律です。

特定家庭用機器再商品化法が正式ですが、略して家電リサイクル法などと呼ばれています。

処分方法

下記の①～③のいずれかの方法で処理が必要となります。

①購入店や買い替えたお店、または近くの電化製品取扱店に引き取ってもらう
②地区の収集業者に依頼して、指定引取場所に運搬してもらう
③郵便局窓口でリサイクル券を購入し、指定引取場所に自己搬入する

処分料金はリサイクル料金＋収集運搬料金の両方が必要となります。

※リサイクル料金は種類やメーカー、収集運搬料金は引取店や種類などにより異なりますので、ご確認ください。

山口のリサイクル事情

山口市の取り組み

「みんなでつくる循環型都市やまぐち」を目指して、市民・企業・行政が互いに連携しながら誰もがいつでも気軽に参加でき、行動を起こしていく広場として山口市リサイクルプラザを開設しています。

山口市リサイクルプラザ

●リユースプロジェクト：不用となった制服や学用品を持ち込んでもらい、必要としている人に使用してもらう取り組みを行っています。
●おもちゃの病院：お子さんの目の前でおもちゃを分解し、中のからくりを一緒に観察することによって「科学する心」「物を大切にする心」を育てることを目的とした、壊れたおもちゃを修理して使えるようにする取り組みを行っています。
●フリーマーケット：ごみの減量を目的として、市民が不要になった物をリユースするべを提供しています。（※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は中止されています。詳細はご確認ください。）

山口県のリサイクルセンター

●下関市：しものせき環境みらい館
リサイクル施設の見学及びリサイクルの体験が行える施設であり、リサイクル教室を通じて４Rの実践と啓発に取り組んでいます。
（利用日時・方法に関しては環境施設課のホームページをご確認ください。）

●宇部市：リサイクルプラザ
不燃ごみと資源ごみを自己搬入できる処理施設です。また、再生品を展示・販売する展示ホールや学生服等譲渡会場や、ごみに関する学習施設として学習室・研修室なども設けているリサイクル活動施設も備えています。
（利用日時・方法に関しては環境保全センター施設課のホームページをご確認ください。）

●周南市：リサイクルプラザ「ペガサス」
ペットボトル、びん・缶類、容器包装プラスチック、その他プラスチック、燃やせないごみ、粗大ごみを自己搬入できる、資源循環型社会を推進するための施設です。また、ごみの減量・リサイクル意識の高揚を図るための啓発設備を備えた施設「環境館」を併設してます。
（利用日時・方法に関してはリサイクル推進課のホームページをご確認ください。）

※上記は一部抜粋しております。